2013年12月11日水曜日

熊谷市立文化センタープラネタリウム館


昨日、熊谷にあるプラネタリウムに行きました。

遠かったですよ。

建物裏手側に周ると

ドームが見えました。


熊谷市文化センターは

前々回の世田谷区立教育センターと同じで

図書館と郷土資料館などがありました。


プラネタリウムは四階にありました。

屈折式赤道儀(昭和39年頃)

この天体望遠鏡は、埼玉県立熊谷高校定時制吉岡分校(昭和24年~昭和57年)

で使用されていたもので、口径75mm・焦点距離1,300mmの屈折式赤道儀です。


製作は(株)五藤光学研究所で、昭和30年代後半頃に作られたものだそうで

戦後、荒廃した日本の復興を目指すため、科学振興が国中の一大義務と

なっていたそうで、

これに基づき昭和29年の振興法で、天体望遠鏡が基準品目に指定され、

全国の学校に配備されるはこびとなったそうです。




この望遠鏡も同法に基づき吉岡分校が購入したもので

堅牢な赤道儀と大口径の鏡筒で、

当時としてはたいへん立派な望遠鏡で、

日本の科学振興政策の熱意が感じられる資料です。



価格も70,000円とたいへん高価で(参考・昭和38年大学卒熊谷市初任給 約22,000円)

現在でも使用に耐える作りのよい望遠鏡です。



一般投影


「まぼろしとなったアイソン彗星」


目当てにきました。




ベツレヘムの星

クリスマスツリーのてっぺんに輝く星。

あれは、イエス・イリストの誕生を知らせた星なのです。

ある日、マリアの耳に天使の声が聞こえてきました。

「あなたは、男の子を産むでしょう。

その子に、イエスと名付けなさい。」


その頃国中に、自分の生まれ故郷に帰るよう、お布令がでました。

身重のマリアはヨセフとともに、ベツレヘムに向かいました。


途中、宿を探すものの、どこもいっぱい。馬小屋に泊まることに。

その夜、イエスが、誕生しました。


同じ日、天に見慣れない星が現れました。

「新しい王の誕生に違いない。」

占星術の学者たちは、その星に導かれ、ベツレヘムへ。

では、学者たちをイエスのもとに導いた星の正体とは?


イエスの誕生から数えるようになったという西暦。

そこで、紀元前後の天文現象をさぐってみると・・・

まず、うお座で、木星と土星の接近。



また、紀元前5年にやぎ座付近に彗星が。



さてさて、ベツレヘムの星とは?














ドーム直径12メートル

座席数100席




投映機は五藤光学研究所の“GSS-URANUS”






ウラヌスは

6.6等まで約10,000個の星を映し出すことができます。


初代投映機は五藤光学 GX-10T

熊谷市立文化センター プラネタリウム館は、1979年(昭和54年)11月に、

県内で6番目の施設としてオープンしました。

そして、開設から22年目の2001年10月に

同じ五藤光学製のGSS-URANUSに更新されました。


http://www.goto.co.jp/corporation/history_pla_pop/corpo_history_pla_uranus.html






一般投影

「こよいの星座案内」 「神話」 「テーマ」の

三部で構成された番組です。



おはなし天文館

星座紹介と神話伝説を中心にした親子向けの投影で、

毎週日曜・祝日の午前10時30分からおこなわれています。






天体観測会

毎月第2土曜日と第4土曜日の夜に、天文台の大型望遠鏡で実際の

天体を観測します。

月のクレーターや土星のリング、たくさんの星雲・星団など、

本物ならではの感動が味わえます。





星を見よう!


心の宇宙を広げよう!








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