2013年7月16日火曜日

広島旅行⑨ 入船山記念館

大和ミュージアムでレンタサイクル借りて

呉散策はじめました。




まずは腹ごしらえと

ゆめタウン呉というショッピングセンター内にある

フードコートで食事をしました。


選んだのは

長崎ちゃんぽんのお店で

なぜか尾道ラーメンがメニューありまして


ここは呉なんですけどなんででしょうか?


と半疑問に思いながらも

注文してみました。



無意識にハードル下げて

いたからかもですが、

美味しかったですよ。






おなかも膨れたので

ザ・ポート・オブ・呉・サイクリングスタートします。


朝まではちょっと曇り空だったのですが、

午後になってすごい晴れてきました。














最初に向かいましたのは、

旧呉鎮守府、海上自衛隊呉地方総監部庁舎


見たかったのですが、

一般公開は毎週日曜だけなので

遠めに外観だけとって引き下がりました。



次の目的地に行くために

「日本の道百選」にも選ばれた美術館通りを通ります。


並木道には、著名な作家による17点の彫刻がおいてあるのですが、

1体どこかで見覚えのある像がありました。



圓鍔元規(えんつば もとのり)作、

「春うらら」


そういえば前に「モヤさま」で紹介されていたのを

思い出しました。

Night(1947)

岡本太郎さんの「夜」の女性みたいに

威厳に対して

りりしくたたずんで後ろ手にナイフを

忍ばせている

そんな

彷彿させる銅像なのですが、












隠し持っているのは

ペロペロキャンディ

だというのが愉快であり

そして、

ホッとします。



それでして

次の目指す場所は

美術館通り

全長200m、


レンガタイルブロックが敷き詰められた市民のための芸術散策道路の

緩い坂道を上った先にあります




入船山記念館いりふねやまきねんかんという場所に来ました。


なんでもここには国の重要文化財に指定されているほどの

英国風ハーフティンバー様式の洋館あると聞きつけたからです。



私は洋館ありますと


思わず入らずにはいられないたち(ひろし)なので、

観覧料250円払います。



入口を入ってすぐ目につく時計台は


呉市有形文化財に指定されています。


旧呉海軍工廠造機部の屋上にあった時計で大正10年につくられたものだそうです。

国産の電動親子式衝動時計として最古の

93年前の電気時計です、

修復して今でも現役で動いてます。



日に4回小中学生が作曲したメロディーが流れます。



入り口左に側には平屋の家がありまして、

なんとこちらは国有形文化財で、

「旧東郷家住宅離れ」





休息所として時間内なら自由に入れます。



東郷平八郎が海軍大佐の時,明治23年5月13日から翌年12月14日まで、

呉鎮守府第2代参謀長として在任したときの1年8ヶ月住んでいた

居宅の離れ座敷なんだそうです。




1号館(旧火薬庫)

高烏砲台にあったものを移築してきた火薬庫です。


中は呉の昔の風景などの絵画や


機関銃の弾や手榴弾を展示してました。



この砲身は、1981年(昭和56)年5月に砲架工場跡(神戸製鋼呉事業所機械工場)の

土中1.5mで発見されたものだそうです。




郷土館

昭和54年3月の開館。1階は事務所で、2階に展示室がありがありました。





旧呉鎮守府司令長官官舎及び長官関係の資料が展示されています。













そして

こちらが入船山記念館のメインといえる旧呉鎮守府長官官舎。

モダンな平屋洋館です。


入船山記念館は洋館部と和館部で作られています。


入館は和館部の方から入ります。


私も日本の洋館探訪

それなりの数たしなんでいる


つもりではあるので

覚えたのですが




家族がプライベートで休む

住居部分は

やっぱり和室で、





外国からのお客様とか、

接待お迎えするのは洋館部分なんだと



たしかそんなんだったなと



今までの学習成果発表です。




ここは洋館の部分と日本建築の部分が棟続きになっているタイプです。



戦艦大和のスケールモデルありました。

オール真鍮製だそうです。


応接室

この照明だけで私にとって

大正ロマンの世界にいざなわれる

あてになりまして、

酔うのです。



書斎もかねて利用されていた応接室で


18世紀のジョージアン様式で


イギリス製の家具がとても落ち着いたモダンな雰囲気になっています。



食堂

この洋館部では壁紙に旧岩崎邸などの日本国内に数箇所しか

現存しない金唐紙(きんからかみ)が使われているそうです。



ピアノは、大正時代のドイツ・シュタットガルトのシートマイヤー社製で

毎月このピアノを奏でる演奏会が行われるそうです。








和室の方は洋館の4倍位の広さが有ります。









司令長官官舎の奥に

歴史民族資料館ありました。



「近世文書館」とも呼ばれていて

呉市の歴史的資料や旧海軍関係資料、古い芸備日日新聞など幅広い分野の資料を収集しているそうです。

その中の絵巻物「浦島測量の図」は呉市指定有形文化財。


3階が展示室で、企画展を行っています。





洋館や異人館好きという方は



大和ミュージアム、鉄のくじら館から、

だいたい歩いたら20分位の場所にありまして、



バス 「入船山公園」降りますと徒歩約3分圏内にございますので






行かれて見ますのも一興かと。










4 件のコメント:

  1. ぺろぺろキャンディは、ゆーあびるさんの悪戯ですか?(^^;)

    洋館好きとしては、とても興味深いレポでした。
    楽しませていただきました(*^^*)

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  2. いえいえ、テレ東「モヤモヤさまぁ〜ず2」でもそうだったのですが、

    あのペロちゃんキャンディーはつねにあの銅像の手にデフォルトだったんです。

    あれが最初からの作者の意図なのか、それとも完成してから誰かが思いついて

    好評でうけがよかったから、飴ありきでの作品となったのかはわかりませんが、

    私はこのような楽しいコンテンポラリーアートが大好きです。



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  3. Taiwan から、ミシュルです。広島の旅行、予定です。あなたのブログを見だ、詳しくの記事は、いい勉強を、なりましだ。ありがとう!

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  4. Parisから、ゆーあびるです。広島旅行いかれるのですね、私のブログを見てくださって本当にありがとうございます。楽しいご旅行になるとよいですね!

    今、私パリにいるのですが、あらためて本当に日本は治安がよい国だと実感させられております、早く帰りたいよ〜。

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